「Shopifyでネットショップを始めたいけど、日本だけじゃなく海外にも売りたい」
「海外向け販売ってどうやってやるの?」
そんな疑問にお応えするこの記事では、Shopifyで海外販売をスタートするための基本手順から注意点までをわかりやすく解説します。
副業でも小さく始められる越境ECの第一歩として、ぜひご活用ください。
Shopifyで海外販売はできる?【結論:できます】
Shopifyは全世界で使われているECプラットフォームなので、海外販売に非常に強いです。
- 多言語・多通貨対応が可能
- 世界中の決済に対応(VISA、American Express、Master、PayPalなど)
- 海外配送の設定も柔軟
海外販売の始め方|Shopifyでやるべき基本ステップ
以下は、Shopifyで海外販売を始めるまでの主な流れです。
手順①:ストアの基本設定
- ストアの言語設定を「英語」「多言語」に切り替える
- 対象となる国・地域の通貨を有効化
- 海外発送エリアの設定(送料計算など)
手順②:商品登録・翻訳対応
- 商品ページを英語などの現地言語で登録(グーグル翻訳などを使用)
- サイズ表記・重さ・素材なども明記して信頼度UP
手順③:決済方法の設定
- 海外で使われる決済手段(PayPal、クレカなど)を導入
- Shopify Paymentsで複数通貨を自動換算に設定可能
手順④:配送・関税の設定
- 海外向けの送料設定(エリア別に設定可能)
- 税金や関税の通知について表記しておく
商品の仕入れはどうする?海外販売に向く商品とは
海外販売を前提とした商品選びでは、以下のようなポイントが重要です。
海外向け商品を扱いやすい仕入れ方法
- ドロップシッピング(在庫を持たずに発送を任せられる)
- 海外対応の国内卸業者(Netsea、TopSellerなど)
- 国内ハンドメイド商品の輸出(日本文化・クラフト系)
海外で人気があるジャンル例
- アニメ・キャラクターグッズ
- 和雑貨・和柄Tシャツ
- 美容・スキンケア用品
- 手作りアクセサリー・陶器など
海外販売で注意すべきポイント【トラブル回避のために】
Shopifyで海外販売を行う場合、以下の点に注意が必要です。
関税・税金のトラブル
- 商品が関税の対象になると、現地で追加費用が発生する
- あらかじめ「関税がかかる可能性がある」旨を明記しておく
配送トラブル
- 届かない、遅延、破損のリスク
- **追跡可能な配送業者(EMS、DHL、FedExなど)**の利用がおすすめ
返品・返金対応
- 海外返品は送料も高額なので、返品ポリシーを明確に記載しておく
- 英語対応が難しい場合は、テンプレートや翻訳ツールの活用も可
現地の規制・禁止商品
- 国によっては輸入が禁止されている商品も
- 化粧品・食品・電子機器は要確認
Shopifyにはアプリが豊富
「難しそう」「トラブルが怖い」と思うかもしれませんが、今はShopifyに強いツール・アプリ・外注先がそろっています。
- 翻訳アプリ:Transcy、Langifyなど
- 配送連携:Easyship、Ship&Co
- 税関対応:事前にHSコードを調べて設定可能
まとめ:海外販売こそShopifyが最強の選択肢
Shopifyなら、以下の理由で個人でもスモールスタートで海外販売が可能です
- 多言語・多通貨・海外配送に強い
- ドロップシッピングや国内商品で展開可能
- 低コストでグローバルに販売できる
「まずは海外にも売れる“導線”を作っておく」という考え方が大切です。