ネットショップでクーポンを発行する方法【Shopify手順ガイド】

ECサイトの始め方

「リピーター向けに割引を出したいけど、どうやってクーポン作るの?」
「初回購入者限定のクーポンって設定できるの?」

そんな疑問をお持ちの方に向けて、この記事ではShopifyでクーポン(ディスカウントコード)を発行する方法を、初心者にもわかりやすくステップ形式で解説します。

作りたいクーポンの種類

  1. 初回購入時に使えるクーポン
  2. リピート促進クーポン(購入後のメールなどで配布するクーポン

クーポンの作り方(ディスカウントコード)

Shopify管理画面のディスカウントから「ディスカウントを作成」をクリック

商品の割引金額の商品のディスカウントをクリック

商品の割引金額で「クーポンコード」を選択(※自動割引でもOKですが、今回はコードが便利)

他の設定項目については、クーポンの目的によって変更してください。

「初回購入時向けクーポン」と「リピート購入」についてそれぞれ設定例を紹介していますので、参考にしてください。


① 初回購入向けクーポンの作成方法

設定例:

項目設定例
クーポンコードFIRST10(自由に設定)
タイプ%割引/定額割引(例:10%OFF)
適用対象全商品/特定商品
使用条件最低購入金額なし or 3000円以上 など
使用回数制限「顧客ごとに1回のみ使用可」にチェック
対象顧客全顧客(ただし条件で「初回だけ」と明記しておく)
有効期限開始日と終了日を設定(キャンペーン期間中だけなど)

初回購入時クーポンの目的

初めて購入するユーザーに使ってもらいたいクーポン
→ ポップアップやLP、バナーで告知しやすい

初回購入時クーポンの配布方法の例

  • サイトにバナーで「初回10%OFFクーポン配布中」
  • メール登録時のポップアップに「登録でFIRST10プレゼント」
  • Instagramのプロフィールリンクで案内

② リピート促進クーポンの作成方法

設定例:

項目設定例
クーポンコードTHANKYOU10、NEXTBUY500 など
タイプ定額割引(500円引きなど) or 〇%OFF
使用制限「1人1回限り」+「●●円以上の購入時」などで調整
有効期限例:購入から30日以内に使えるように設定
対象顧客全顧客 or メール経由だけ使わせる(制限は難しいため注意)

リピート促進クーポンの目的

購入後のフォローメールや同梱チラシで配る「リピート促進クーポン」

リピート促進クーポンの配信例

方法内容
Shopify標準の「通知メール」サンクスメールや発送完了メールにクーポンコードを追記
Shopifyメール(Shopify Email)購入後●日でクーポン付きメールを自動配信可能(無料枠あり)
Klaviyo・Mailchimpなどの外部アプリ高度な配信&セグメント可能(中級者向け)

補足:クーポンを無効にする・編集する方法

  1. Shopify管理画面 → 【割引】→ 該当クーポンをクリック
  2. 内容を編集 or 「無効化」ボタンでいつでも停止可能

クーポン戦略のヒント

シチュエーションおすすめクーポン戦略
初回購入を促したい10%OFF+送料無料クーポン(登録特典)
リピートしてもらいたい「次回使える500円OFF」などの購入者限定コード
カゴ落ち防止「もうすぐ売り切れ!10%OFFコード」など


クーポンを発行するメリットとは?

  • 初回購入のハードルを下げられる
  • リピーターの再訪・再購入を促せる
  • セールやイベントの盛り上げに使える

特に小規模なネットショップでは、クーポンはコストを抑えて売上を伸ばす強力な武器になります。

クーポンの活用例

シーンクーポン内容の例
初回購入者向け初回限定10%OFF(コード:FIRST10)
リピーター施策2回目以降の購入で使える500円OFF
セールイベント週末限定15%OFF(自動割引でも可)
まとめ買い促進2点以上で20%OFF(条件付き)

クーポン使用時の注意点

  • 無制限発行は避け、「数量・期間を絞る」方が希少性が出る
  • 使い忘れ防止のために、使い方をわかりやすく書く(入力欄の案内など)
  • 他の割引との併用不可にしておくと混乱を避けやすい

まとめ|クーポンは“売上と信頼”を両立できる仕掛け

クーポンは、ネットショップの売上を伸ばす“きっかけづくり”に最適です。

Shopifyなら、管理画面から数分で作成可能。
顧客との接点に合わせて使い分けることで、リピーターや新規顧客の定着にもつながります。

クーポン以外の集客施策について