Shopifyで返品ポリシーを設定する方法|トラブル回避のために必ずやっておこう!

越境EC

「海外に商品を売りたいけど、返品されたらどうすればいい?」
「返品ポリシーって、どうやって設定するの?」

そんな疑問を感じている方に向けて、この記事ではShopifyで返品ポリシーを設定する具体的な方法と注意点を解説します。

返品ポリシーは、信頼できるネットショップ運営に欠かせない要素です。しっかり整備して、トラブルのリスクを減らしましょう。


なぜ返品ポリシーの設定が重要なのか?

返品ポリシーとは、購入者が商品を返品する際のルールや条件を明記した文書です。

特に越境ECでは以下のような理由から、明確なポリシーが必須になります:

  • 国によって消費者保護法が異なる(例:EUの14日間返品権)
  • 関税や送料など、返品時に追加コストが発生する
  • 誤解やクレームを未然に防ぐための「予防線」になる

Shopifyで返品ポリシーを設定する方法【ステップガイド】

ステップ1:管理画面にログイン

まずは、Shopifyの管理画面にログインします。

ステップ2:「設定」→「ポリシー」へ移動

左下の歯車アイコン(「設定」)をクリック → 「ポリシー」メニューを選択します。

ステップ3:「返品ポリシー」欄に内容を記入

表示される画面の中にある「返品ポリシー」欄に、テキストを記入します。

例文(英語):

We accept returns within 14 days of delivery.
To be eligible for a return, your item must be unused and in the same condition that you received it.
Return shipping costs are the responsibility of the customer.
Please contact us before sending your item back.

日本語での例文も準備しておきましょう(訪問者の言語に合わせて翻訳対応も検討)。

例文(日本語):

商品到着から14日以内であれば返品を受け付けます。  
未使用・未開封であることが条件です。
返品にかかる送料はお客様のご負担となります。
必ず事前にお問い合わせください。

ステップ4:保存して公開

入力が完了したら、ページ下部の「保存」をクリック。

すると、この返品ポリシーはフッターの「返品について」などに自動でリンク表示されます(テーマによって異なる場合あり)。


設定する際のポイントと注意点

  • 言語対応:英語・日本語両方の表記を用意すると◎
  • 返品不可商品を記載しておく(例:食品、オーダーメイド品)
  • 関税・送料の負担者を明記する(特に海外発送では重要)
  • クレーム窓口の連絡先もセットで明示すると安心

返品ポリシー例(テンプレート)

以下に、Shopify初心者がすぐに使えるテンプレートを用意しました:

markdownコピーする編集する【返品について】

商品到着後14日以内であれば返品を承ります。  
以下の条件を満たす必要があります:

- 商品が未使用・未開封であること  
- 商品が元のパッケージに入っていること  
- 事前に当店までご連絡いただいていること

※返送時の送料はお客様のご負担となります。  
※オーダーメイド商品・セール品の返品は承っておりません。  
※海外からの返品には関税が発生する場合があり、その分はご負担いただきます。

よくある質問(FAQ)

Q. フッターに返品ポリシーが表示されないのですが?

→ テーマによっては自動表示されない場合があります。
その際は、ナビゲーションメニューに手動追加してください。

Q. 英語と日本語、両方書いても大丈夫?

→ 問題ありません。特に越境ECではバイリンガル表記が推奨されます。


まとめ|返品ルールを整えて、信頼されるショップ運営を

Shopifyでの返品ポリシー設定はとても簡単です。
しかし、その中身が曖昧だと、後々トラブルに発展することも

だからこそ、「売る前のルールづくり」が、売上を伸ばす鍵になるのです。