海外向け広告の始め方|Google AdsとMeta Adsの違いと活用ポイント

越境EC

「海外の人にもネットショップを知ってもらいたい。でも、どうやって広告を出せばいいの?」

越境ECを成功させるには、海外ユーザーの目に触れるチャンスを増やすことが不可欠です。そのための強力な手段が、Google広告(Google Ads)とMeta広告(Facebook・Instagram広告)

この記事では、これから海外向けにネットショップを展開したい方に向けて、それぞれの特徴・使い方・おすすめ活用法をわかりやすく解説します。


なぜ海外向け広告が重要なのか?

SEOやSNS投稿だけでは、自然流入までに時間がかかることも。そんなとき広告を活用すれば、次のようなメリットがあります。

  • すぐに海外ユーザーの目に届く
  • ターゲット(国・言語・年齢)を細かく指定できる
  • テストマーケティングとしても使える

特に立ち上げ初期や、新商品・新キャンペーンの告知に効果的です。


海外広告の2大定番ツール

1. Google Ads(旧Google AdWords)

Google検索やYouTube、提携サイトに表示される広告です。

向いている用途:

  • Google検索からの集客を狙いたい
  • 海外向けに情報収集段階のユーザーへアプローチしたい

配信できる場所:

  • Google検索結果
  • YouTube
  • Gmail
  • 海外メディアサイト など

ターゲティング例:

  • 言語:英語、フランス語、スペイン語など
  • 国:アメリカ、ドイツ、東南アジア各国 etc.
  • キーワード:例)“buy japanese kitchenware”

2. Meta Ads(Facebook / Instagram)

Facebook、Instagram、Messengerなどに配信される広告です。

向いている用途:

  • ビジュアル訴求したい商品(雑貨、アパレルなど)
  • 特定の興味をもつ層にアプローチしたい
  • SNSから直接商品ページに誘導したい

配信できる場所:

  • Instagramフィード・ストーリーズ
  • Facebookフィード・リール
  • Messenger など

ターゲティング例:

  • 居住国+「日本文化に興味がある」「アニメが好き」「ネットショッピングが好き」など
  • 類似オーディエンス(Lookalike Audience)で精度アップ

Shopifyと広告の連携も簡単!

Shopifyでは次のような広告連携機能があります:

  • Googleチャネル:Shopify管理画面からGoogle広告の設定が可能
  • Facebookチャネル:商品カタログを使ったダイナミック広告に対応

広告から直接商品ページへの導線が整うので、広告→購入までがスムーズになります。


海外向け広告運用のコツ

ポイント内容
商品に合った媒体を選ぶ実用性重視ならGoogle、ビジュアル重視ならMeta
ターゲット設定を丁寧に国・言語・年齢・興味関心など細かく設定
最初は少額でテスト1日500〜1000円程度で反応を見る
英語のコピーに注意シンプルで直訳っぽくない文章を使う

よくある質問

Q. 英語が苦手でも広告は出せる?

→ はい、大丈夫です。翻訳ツール+ChatGPTのサポートで十分対応可能です。

Q. 日本の商品はどの国が売れやすい?

→ 雑貨・アパレル・文房具系なら、アメリカ・カナダ・オーストラリア・台湾などが人気です。


まとめ:海外向け広告は、早く売るための「加速装置」

越境ECを始めたばかりの人ほど、広告で海外ユーザーに知ってもらうチャンスを作ることが大切です。

✅ 商品の強みが伝わる画像
✅ 海外ユーザー向けに整えた商品ページ(通貨・配送・言語)
✅ 適切なターゲティング設定

この3つが整えば、少額広告でも大きな成果につながります。


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