「Shopify開発ストアで作ったサイト、どうやってクライアントに渡すの?」
「移行前に確認すべきポイントって何だろう?」
この記事では、Shopify開発ストアをクライアントに納品(譲渡)する流れと注意すべきポイントをわかりやすく解説します!
納品前の確認作業|チェックリスト
まずは、以下の項目をしっかり確認しておきましょう。
- バックアップ取得
- 決済関連の登録状況の確認(テストモードのON/OFF含む)
- 利用中のプラグインの確認
- 店舗情報の整合性(住所・連絡先など)
- ドメイン接続や公開準備の確認
- 日本ユーザー向けに会員登録フォームのカスタマイズが必要か確認(ローカルニーズに応じて)
これらをクリアにしておくと、納品後のトラブルを未然に防げます!
所有権移行前にお客様へ伝えておくべきこと
開発ストアの所有権移行が完了すると、クライアントがお客様としてShopifyと契約し、利用料が発生します。
以下の項目を事前に共有しておくと安心です。
内容 | 補足 |
---|---|
Shopifyのご契約プランの料金 | 月額費用など |
利用中プラグインの料金 | 月額や年額での負担をお伝え |
料金の合計 | 毎月かかるコストをざっくり共有 |
あわせて、この記事のような「移行の流れがわかる手順書」も渡すと、お客様がスムーズに準備できます。
クライアントへのスタッフアカウント招待の流れ
スタッフ招待の重要ポイント
お客様がShopifyアカウントを作成しただけでは所有権移行は不可です。
開発ストアの管理画面 > [ユーザーと権限] から直接、スタッフとして招待しましょう!
※Shopify Partnersのダッシュボードから招待すると再承認メールが必要になるため、ストア管理画面からの招待がスムーズです。
スタッフアカウント作成の手順
- Shopify管理画面にログイン
- ストアURLに「/admin」をつけてもOK(例: client-store.myshopify.com/admin)
- 「ユーザーと権限」でスタッフを招待
- 必要な権限を設定し、クライアントのチームメンバーを追加
Shopifyベーシックプランでは、管理者を除いて最大2名までスタッフアカウント作成可能です。
「投稿だけOK」「注文管理OK」など、必要に応じて柔軟に権限を設定できます!
所有権移行の手続きの流れ
STEP1:開発者側で所有権移行を申請
- Shopify Partnersダッシュボードの「アクション」から**[所有権を移行]** をクリック
- クライアントに所有権移行メールが届きます
※お客様が表示されない場合は、スタッフ招待が正しく完了しているか確認しましょう!
STEP2:お客様側でプラン契約&支払い登録
お客様は、届いたメールからShopifyプランのご契約手続きを行います。
あわせて、支払情報やプラグインの料金など、Shopify関連の決済情報も必ず確認いただきましょう。
お客様にお願いする作業
内容 | ポイント |
---|---|
プラン契約 | Shopifyの有料プラン登録 |
決済・店舗登録情報の確認 | Shopify内の課金や請求先情報を正しく登録 |
スタッフアカウントの確認 | 適切な権限設定で運用開始 |
スムーズな納品のコツ
- お客様が不安な場合は、リアルタイムでチャットや電話サポートを用意する
- 対面でPC画面を見せながらのサポートも効果的
- 引き渡し後も、コラボレーターアカウント(制限なく追加可)で開発者としてサポートできると信頼UP!
まとめ:開発ストアの納品は準備とコミュニケーションがカギ!
- 納品前のバックアップ・設定確認は必須
- お客様への料金説明&操作案内も抜かりなく
- スタッフ招待・所有権移行・コラボレーター設定で安心の引き渡しを実現