「Shopifyを始めたけど、商品ってどうやって登録するの?」
「画像や在庫設定で気をつけることはある?」
この記事では、Shopifyの管理画面を使って商品を登録する手順を初心者向けにわかりやすく解説します。
合わせて、よくあるミスや押さえておきたい注意点も紹介しますので、登録前にぜひチェックしてください。
商品登録の全体の流れ
まずは、商品登録の基本フローを確認しましょう。
- 商品名と説明文を入力
- 商品画像をアップロード
- 価格を設定
- 在庫管理を設定
- バリエーション(サイズ・色)を設定(必要があれば)
- カテゴリ(コレクション)やタグを設定
- 商品ステータスを「公開」にする
以下、それぞれの手順を詳しく解説していきます。
① 商品名と説明文を入力する

まずは、管理画面の「商品を追加」をクリックし、商品作成画面に移動。
- 商品タイトル:30文字前後で簡潔に。「誰に何を売るか」がわかるように
- 商品説明:素材・サイズ・使用シーンなどに加え、「ベネフィット(どんな良さがあるか)」も書くのがポイント

② 商品画像をアップロードする
写真は購入率を大きく左右します。最低でも3枚は用意しましょう。

画像のおすすめ構成
- 正面の全体写真
- 使用イメージ・着用イメージ
- 細部のアップ(生地感、ラベルなど)
画像は明るく・背景は白系で統一感を出すと、プロっぽい印象になります。
③ 価格設定
設定項目
- 通常価格(販売価格)
- 比較価格(セール時に使う旧価格)
- 原価(利益計算のため)

④ 在庫管理の設定
在庫数をきちんと管理しておくことで、売り切れによる機会損失を防げます。
- 「Shopifyで在庫を追跡する」にチェック
- 初期在庫数を入力
- 「在庫切れでも販売を続ける」は状況に応じて設定
- SKU(任意):色やバリエーションごとに在庫を管理している場合
- バーコード(任意):商品コードで管理している場合
※初心者の方は、SKUやバーコードは空欄でも問題ありません。

⑤ バリエーションの設定(サイズ・色など)
サイズやカラーのある商品は、バリエーション機能を使って設定します。例を挙げると..
- オプション名:サイズ/オプション値:S、M、L
- オプション名:カラー/オプション値:白、黒、ネイビー

それぞれの組み合わせに対して価格・在庫・画像を個別に設定できるので、設定ミスに注意が必要です。

⑥ コレクションとタグの設定
商品を整理しやすくするために、カテゴリ的な役割を持つ「コレクション」や「タグ」を設定します。
- コレクション:トップス、アクセサリーなど
- タグ:季節(夏・秋)、特徴(ギフト向け、無地 など)
自動コレクション機能を使えば、タグに応じて商品が自動的にカテゴリ分けされるので便利です。

⑦ 商品を公開(保存してステータスを変更)
入力がすべて終わったら、右上の「ステータス」から「公開」を選び、「保存」ボタンをクリックすれば登録完了です。
- 「下書き」にしておけば一時保存も可能
- 登録後にいつでも編集・追加ができます
注意すべきポイント
注意点 | 解説 |
---|---|
商品説明が短すぎる | SEOにも悪影響。ベネフィットまで書く |
画像が1枚だけ | 複数枚で視覚情報を補うことが大切 |
バリエーションの価格・在庫設定漏れ | 組み合わせごとにしっかり確認 |
コレクション未設定 | サイト内の導線が悪くなり、迷わせる原因に |
まとめ|商品登録は「整える」作業がカギ
Shopifyでの商品登録はシンプルですが、ひとつひとつの項目を丁寧に設定することで、売上や信頼性に差が出ます。
今日から取り組めるポイント:
- 商品画像は3枚以上・明るく撮影
- 説明文はスペック+ベネフィット構成
- 在庫・バリエーションはしっかり確認
- コレクションとタグで見やすい構造に