越境ECとSEO対策|英語ブログの始め方【海外販売の集客力アップ】

ECサイトの始め方

「越境ECを始めたけど、海外の人にどうやって見つけてもらえばいいの?」

日本から世界へ商品を売るには、英語圏のユーザーにサイトを見つけてもらう仕組み=SEO対策が欠かせません。SNS広告やマーケットプレイスも有効ですが、“指名検索されない段階の集客”には、ブログが最強の味方です。

この記事では、Shopifyなどで越境ECを始めた人向けに、英語ブログの立ち上げ方とSEO対策のポイントをわかりやすく解説します。


なぜ英語ブログが越境ECに効くのか?

英語ブログは、以下のような理由で海外販売にとても有効です。

  • Google検索での自然流入を狙える(広告費が不要)
  • 商品に興味がある「温度の高い読者」が集まる
  • 競合と差別化しやすく、“ストーリーで売れる”

たとえば、あなたが「レトロな日本雑貨」を販売している場合、

  • “why Japanese stationery is so popular”
  • “best gifts from Japan for teens”
  • “vintage Japanese design ideas for home”

といった検索であなたのブログにたどり着いた読者は、興味がドンピシャ。この人たちを商品ページへ誘導できれば、コンバージョンも期待できます。


英語ブログを始める3ステップ

STEP1. 英語ブログの設置方法を決める

Shopify内ブログ機能で運用するのが手軽でおすすめ。

  • Shopifyの「ブログ投稿」機能を使えば、日本語サイト内でも英語記事が掲載可能
  • 多言語対応には「Translate & Adapt」などのアプリを併用

💡独自ドメインでWordPressブログを作る方法もありですが、最初はShopifyにまとめるのが管理しやすいです。


STEP2. ロングテール英語キーワードをリサーチする

英語圏ユーザーがどんなキーワードで検索しているかを調べましょう。

具体的なリサーチ方法

  • Google Trends(英語圏に切り替え)
  • answerthepublic.com(英語で質問系キーワード)
  • AhrefsやUbersuggest(SEOツール)

狙いやすいキーワード例

カテゴリキーワード例
雑貨japanese stationery online shop
ギフトunique japanese gifts for her
キッチン用品japanese kitchen gadgets for beginners

STEP3. 記事を書くときのポイント

英語が苦手でもOK!まずは「簡単で伝わる文」を意識

  • 例)Our chopsticks are handmade in Japan. → わかりやすさが最優先
  • 語尾に「from Japan」「handmade」「authentic」などを入れるとSEO的にも◎

構成例

  1. タイトル(検索意図に沿った具体的なもの)
  2. 導入(悩みに共感)
  3. メイン解説(画像や例も活用)
  4. 商品紹介(自社ショップへの導線)
  5. Q&A(検索ニーズを拾う)

よくある質問

Q. 英語が得意じゃなくても書ける?

大丈夫です! 英語翻訳アプリやChatGPTを活用してもOK。重要なのは「読者に役立つか」

Q. 英語圏ユーザーの流入はどこで確認できる?

→ ShopifyやGoogle Search Consoleで国別アクセス状況を確認可能です。


ブログから商品ページへ、自然に誘導するには?

記事の中に、以下のような導線を仕込んでおきましょう。

  • 画像バナー:「このアイテムを見る」リンク付き
  • テキストCTA:「Check out our authentic Japanese kitchen goods here」
  • Q&A内での商品紹介:「Where can I buy these? → You can shop here」

読者の質問に答える形で商品リンクを載せると自然です!


まとめ:英語ブログは、越境ECの“無料営業マン”になる

越境ECで売上を伸ばすには、「SEO=見つけてもらう工夫」が重要。英語ブログはコストゼロで資産になる最強の施策です。

まずは1記事、英語で書いてみましょう。書いた記事はSNSやPinterestでも発信すれば、さらなる広がりも狙えます。


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