Zonosの導入手順と使い方|Shopifyアプリ

ECサイトの始め方

「越境ECを始めたけど、国ごとの関税や消費税の計算が面倒…」
そんな方におすすめなのが、ZonosというShopifyアプリです。

Zonosを導入すれば、お客様の居住国に応じた関税・税金を自動で計算し、購入前に料金を明示できます。

この記事では、Zonosの機能と導入手順、使い方を初心者向けに解説します。


Zonosとは?

Zonosは、国際配送時の関税・消費税・送料などをリアルタイムで計算してくれるShopifyアプリです。特に越境ECにおいて、以下のようなメリットがあります。

▷ 主な機能

  • 顧客のIPアドレスから国を自動判定
  • 現地の**関税・付加価値税(VAT)**をリアルタイムで計算
  • 関税込み価格(DDP)表示にも対応
  • 多言語対応で、現地語表示も可能

Zonosの導入手順

STEP 1:Shopify App StoreでZonosを検索

Zonos – Shopify App Store

  1. Shopifyの管理画面にログイン
  2. アプリストアで「Zonos」と検索
  3. 「アプリを追加」をクリック

STEP 2:Zonosアカウントを作成

インストール後、Zonosの初期設定が始まります。

  1. Zonosアカウントの新規登録(メールアドレスとパスワードでOK)
  2. 使用するストアの情報(所在地・販売国など)を入力

STEP 3:関税・税金の設定

Zonosの管理画面から以下の設定を行います。

  • 販売対象国の選択(例:アメリカ、EU、カナダなど)
  • 税金の表示形式:税込(DDP)税抜(DDU)
  • 関税を含めた価格を表示するかどうか
  • 各国で徴収する関税・VATの割合(自動設定も可能)

STEP 4:ウィジェットの表示カスタマイズ

Zonosでは、ユーザーがショップを訪れたときに表示される**「関税・送料計算ウィジェット」**を設置できます。

  • 表示場所の設定(カートページやチェックアウトページなど)
  • テキストやカラーのカスタマイズ
  • 使用言語(自動でローカライズも可能)

Zonosの使い方(運用フェーズ)

お客様がアクセス

→ IPアドレスをもとに国を特定し、対象国の関税・税金を自動で計算

商品をカートに入れると…

→ カート内に関税・税金が含まれた最終金額が表示される
 ※「DDP(関税込み)」の場合、購入者側のトラブルを防げます

出荷時もスムーズ

→ Zonos経由で税関書類や請求情報も最適化されるので、発送もスムーズ


よくある質問(FAQ)

Q. Zonosの利用料金は?
→ 基本プランは月額課金制。販売規模によってプランが分かれています(無料トライアルあり)。

Q. 日本国内の配送にも使える?
→ いいえ。Zonosは主に越境配送を対象にしたサービスです。

Q. Zonosはどの配送業者と連携している?
→ DHL、FedEx、UPSなどと連携し、配送費用も含めた自動計算が可能です。


まとめ|Zonosで「越境の壁」をなくす

Zonosを導入すれば、面倒な関税・税金の計算やトラブル対応を効率化できます。
越境ECに挑戦するなら、顧客満足度を高めるためにもぜひ導入を検討してみてください。


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