初心者がネットショップで稼ぐための3STEP【ECサイト収益化ロードマップ】

Shopify運用方法
悩んでいる人
悩んでいる人

・副業としてネットショップをしたい!

・ネットショップでどうやって稼げばいい?
・何を売ればいい?
・ネットショップ開設はどうすればいい?

という方へ向けたネットショップで稼ぐために、どうすればいいのか、何を売ればいいのか?
ネットショップはどうやって開設すればいいのか?をご紹介していきます。

筆者もネットショップを副業で運営していますので、筆者の体験に基づく記事となっております。
ちなみに筆者は、「POCO`S PRODUCTS」という海外向けのアパレルショップを運営しています。

ネットショップとは?

ネットショップとは、リアル店舗ではなく、インターネット上だけで商品を販売できるショップのことを指します。

また、ネットショップのことを業界的にはECサイトと呼んでいます。EC=「Electronic Commerce」で直訳すると電子商取引です。

(以下、ネットショップのことをECサイトと呼びます。

以前までは、ECサイトを個人で持つことは金銭面や運用面で難しいことでした。

ですが最近では、BASEやShopifyなどの簡単にECサイトを構築できるサービスが台頭し始め、

個人でもECサイトを持つことのハードルが下がってきました。

また、メルカリやヤフオクで個人同士のやり取りへの理解も広まってきているので、

個人のサイトでも十分に商品を売れる環境になってきています。

世界的にECサイトで購入する人が増加中

コロナという未曾有のパンデミックを経て、

自宅にいながら商品を購入する「巣篭もり消費」が、大きな影響を経済へ与えています。

経済産業省が調査した世界のEC市場規模は以下のようになっています。

市場規模
20193.35兆ドル
20204.21兆ドル
20214.92兆ドル
20225.55兆ドル
2023(予想)6.17兆ドル
2024(予想)6.77兆ドル
参考:経済産業省『令和3年度電子商取引に関する市場調査報告書』

ECの市場規模は、世界的に見ると1年ごとに大体0.6兆ドル(約81兆円)もの成長をしています。

家にいながら商品を購入することが当たり前になりつつあり、これからもECサイトで購入する割合が増えていくと予想されています。

ECサイトで購入する人が増えているのはチャンス

世界的にECサイトの需要が高まっているということは、ECサイトで商品を売りやすくなってきているということです。

成長市場に参入するチャンスです。

仮想通貨や、youtube、SNSなども成長段階で参入できた人は成功していますよね。

成長していく市場を狙ってビジネスを始めることはとても重要です。

成長している市場だからこそ色々な企業が参入してきています。

ECサイトを利用する人の増加に伴い、ECサイト構築を提供する側の企業の成長も著しいものがありました。

ShopifyやBASEといった「ECサイトを簡単に構築できる」サービスや、

Printfulやオリジナルプリント.jpといった「オンデマンド印刷」と「ドロップシッピング」を行なってくれるサービス、

GMOオフィスサポートの「バーチャルオフィス」などのサービスが充実してきました。

商品や倉庫がなくても、ECサイト立ち上げから商品販売までをパソコンだけで完結することができます。

・ECサイトを簡単に構築できる:サーバー・決済・在庫管理などECサイトに必要な機能が全て揃っているので、契約すればすぐにECサイトをオープンすることができる。
・オンデマンド印刷:注文が入ってから商品を印刷する(Tシャツのデザイン等)
・ドロップシッピング:ECサイトで商品が売れた際、製造元から直接購入者に商品が発送されるシステム
・バーチャルオフィス:事務所ではなく、住所だけを借りることでECサイトに記載可能。低価格に抑えられる。

ECサイトで何を売ればいい?

実際に物販をしている方は、自分の店で売っている商品をネットで販売するだけなので、
商品を制作するフローを省いて、ECサイトを立ち上げることができます。(売る商品が決まっている方は、こちらまでスキップ)

ですが、お店はやってないけどECサイトで稼ぎたいという方は、
「何を売ればいいのか。」というところからつまずくのではないでしょうか?

初心者の方にオススメの商品は以下の2つです。

商品タイプメリットデメリット
ハンドメイドの商品・自作のため原価を抑えやすい
・唯一無二のブランドを作れる
・手間がかかる
・商品を量産できない
ドロップシッピングの商品発注があってから商品を作るので、在庫がない
商品を量産できる
発送まで行ってくれるので、管理が楽
・コストがかかる

自分で商品を作れる方は、ハンドメイドの商品を売るとよいでしょう。

ただ、ハンドメイドの商品を販売する場合は、商品を量産することが難しいので、商品の単価をあげて販売しなければなりません。

商品単価をあげると売れにくくなってしまうので、商品にかなり魅力がないとECサイトで稼ぐのは難しいかもしれません。

なので、ECサイトで稼ぐための商品を作りたい方はドロップシッピングの商品を扱うことをオススメします。

ハンドメイドの商品

自作で商品を作るため、比較的原価を抑えて商品を用意することができます。

メルカリや楽天などで売っている方もいるかと思いますが、メルカリや楽天にマージンを取られてしまいます。

せっかく商品を作る能力があるので、どうせなら自分のサイトを作成して、自分のブランドとして成長させていくことをオススメします。(そうすることで、商品の魅力が上がり高単価でも売れやすくなります。)

ただ、前述した通りハンドメイドの商品は手間がかかり、商品を量産できないので、売り上げをあげるのはなかなか難しい商品です。

なので、ECサイトで稼ぎたいのであれば、ドロップシッピングの商品をオススメします!

ドロップシッピングの商品

そもそもドロップシッピングとは、

ECサイトが在庫を持たず、在庫を持ったり発送をしたりする機能は別の拠点や委託業者に依頼する方法です。

ドロップシッピングのメリットや、初心者が気をつけるべきこととは?【欧米ECサイト運営の注目手法】

ECサイトで商品を販売するためには本来、商品確保、管理・商品発送・カスタマーサービス・マーケティング・ブランディングなどすべての業務を行わなければなりません。

ドロップシッピングを導入すれば、商品確保、管理・商品発送の業務を行ってくれます。

なので、ECサイトの運営者は、販売に関わるマーケティング・ブランディングに注力できます。

ちなみに筆者の運営しているサイトでも、ドロップシッピングの商品を取り扱っています。

ドロップシッピングを使えば、ECサイトを立ち上げて商品を登録さえすれば、商品の販売が可能になります。

ECサイトが完成したあとは、SNSで宣伝したり、広告を打ったりとマーケティングに注力することが出来ます。

ドロップシッピングサービスを利用して商品を販売しよう!

商品を持っていない方は、ドロップシッピングのサービスを利用して商品を販売することをオススメします。

ドロップシッピングを使えば、ECサイトを立ち上げてすぐ商品を販売することができます。

商品を選び自身のサイトへ載せます。商品が購入されたらドロップシッピング運営会社へ、商品が売れた旨・配送先等が連携され、商品が発送されます。

なので、ECサイトを立ち上げドロップシッピングで商品を選べば自身のサイトを立ち上げることが可能です。

ECサイト立ち上げは、Shopifyがオススメ!

ECサイトを開設するには、ECサイトが簡単に作成できるプラットフォームを活用します。

日本ではBASEの宣伝がよく目に入りますが、世界的に見るとShopifyというサービスがダントツでシェアを獲得しています。

BuiltWithを参考にすると、世界で一番使われているWordpressに次いで2番目にシェア率を獲得しています。(2022年6月現在)

引用:eCommerce technologies Web Usage Distribution

世界的なシェアを獲得しているのには、以下のような理由があります。

・世界に商品を売りやすい(越境ECサイトを作りやすい)
・物販初心者でも商品販売がしやすい
・ECサイト運用費用が安い

世界に商品を売りやすい(越境ECサイトを作りやすい)

Shopifyは、世界各国の言語に対応しており、デフォルトで世界の言語に対応したECサイトをオープンすることができます。

また、Shopifyは世界170カ国で利用されており、各国の配送業者との連携も行っています。

なので、商品が売れた場合にスムーズに購入者のもとへ商品を配送できます。

日本でECサイトを作ったとしてもユーザーの使用言語に合わせて自動的に表示を切り替えてくれるので、世界に商品を売りやすいのです。

物販初心者でも商品を作りやすい

Shopifyはドロップシッピングとの連携にも力をいれており、初心者でも簡単に商品を作ることができます。

また、色々な決済にもデフォルトで対応しているので、難しい設定無しにユーザーの決済方法に合わせて利用してもらうことができます。

ECサイト運用費用が安い

月額$29でECサイトの運用ができるので、コストを抑えてECサイトをオープンすることができます。

ストアオープンまでの14日間は無料で利用ができ、はじめの2ヶ月間は月額$1で利用することができます。

ECサイトで稼ぐための3ステップ

  • ①ECサイトの立ち上げ(Shopifyでストア開設:14日間無料)
  • ②ドロップシッピングでの商品選び
  • ③SNS運用・広告出稿

Shopifyは14日間無料で利用ができるので、無料期間内で準備を整えてECサイトをオープンしましょう。

本気を出せば1週間くらいですべての準備を整えることが出来ます。(筆者も自分のECサイトは、取り掛かってから1週間ほどでオープンしました。)

ECサイトをオープンしたら、広告に出稿してECサイトを宣伝しましょう。並行してSNS運用もしていきましょう!

①ECサイトの立ち上げ(Shopifyでストア開設:14日間無料)

ECサイト開設のためには、まずShopifyに登録する必要があります。

Shopifyの詳しい登録・ECサイト開設方法は以下の記事に記載しています。

ShopifyはECサイトをオープンするまでの14日間無料で準備ができるので、14日間で準備を整えてECサイトをオープンしましょう!

バーチャルオフィス登録

ECサイトをオープンする際に、必ず運営者情報として住所を記載しなくてはなりません。

自宅の住所を記載するのは、個人情報を晒すことになり危険です。

また、事務所を借りるのはコストがかかってしまうので、スタート時点ではオススメできません。

そこで、住所だけを低価格で借りることができるバーチャルオフィスに登録することをオススメします。

筆者の運営しているサイトもバーチャルオフィスを利用しています。

筆者は、GMOオフィスサポートを借りています。(色々検討しましたが、コストを抑えることを優先した結果GMOオフィスサポートになりました。コスト重視の方はGMOオフィスサポートがオススメです!)

独自ドメイン取得

ドメインとは、ECサイトのURL筆者サイトだと「https://japanesecharacters.shop/」です。

ShopifyでECサイトをオープンすると、shopifyの初期ドメイン状態「○○.myshopify.com」になります。

このままの状態でもいいですが、せっかくなら自分独自のドメインが欲しいですよね。

そんな方は独自ドメインを取得しましょう!(SNSとかで拡散するときとかに見栄えがよくなかったりするので、独自ドメイン取得はすることをオススメします。)

②ドロップシッピングでの商品選び

まずは、ECサイトで売る商品を探すところから始めましょう。

ドロップシッピングで、商品を選んでECサイト上で販売していきましょう。

オススメのドロップシッピングサービスは以下です。(筆者はプリントフルを使って、自作デザインの商品を販売しています。)

自分が何を売りたいかによってドロップシッピングのサービスを選びましょう。

③SNS運用・広告出稿

ECサイトをオープンしただけでは、世の中の人にECサイトの存在が知られていません。

そのため、自分のサイトをインターネット情報で露出させていく必要があります。

無料でできるSNSの運用と費用が発生する広告出稿をうまく使って宣伝していきましょう。

SNS運用

SNS運用はECサイト運営に必要不可欠です!

とくにインスタグラムはECサイトととても相性がいいです。必ずアカウントを作成してください。

自身のサイトの商品を投稿していくだけでもいいので、継続して投稿するようにしましょう。

広告出稿

以下は人気の広告手法です。

・グーグルの検索結果上に表示させる
・ポータルサイト等の広告欄に表示させる
・ブロガーに宣伝してもらう
・SNS上の広告を利用する

色々な広告がありますが、ECサイトで商品を売るために一番相性の良い広告は、「SNS上の広告を利用する方法」です。 

まずは、ECサイトで売り上げ10万を目指そう!

ここまで読んでくださったあなたは、本気でECサイト運営をやろうと考えている方だと思います。

正直ECサイトを開設しただけでは売り上げはあがりません。

SNS運用や広告を打ち出したりと、ECサイトを開設したあとが本番です。

ですが、ECサイトをオープンしてしまえば、あとはただやるのみ!突き進んでいくだけです。

考えるだけで行動しなければ、何もはじまりません。行動して問題はあとから解決する。これが一番早く前に進むコツです。

ECサイトをオープンするまでは無料なので、やる気のあるこのタイミングでECサイト登録まで済ませておくことをオススメします!

ECサイトを運営よりもエンジニアに興味がある方は

Shopifyはまだまだ発展途上なので、Shopifyサイトを作れるエンジニアも少ない状態です。

プログラミングを学びたいという方は多いですが、プログラミングスキルを身につけて、市場に出ていく際に、自分の売りは何かを考えられている人が少ないな。と感じます。

なので、今回Shopifyというものを知り、エンジニアが少ない状況を知り、Shopifyのスキルを身につけたいと思ったあなたは、プログラミングスクールに通う選択肢を選んでも良いと思います。

ECサイトを運営するよりも興味があることの方が楽しいですしね。(ちなみに筆者は、エンジニアが本業でECサイト運営が副業です。)

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